エルメスのレザー

エルメスは商品ページで各レザーの短い解説を公開しています。コレクションに加わった年、見た目、手触り、経年変化です。このガイドでは、当サービスが追跡しているバッグに掲載されている16種のレザーをまとめ、そのうちどれがエルメス公式オンラインストアに最も多く登場するかを紹介します。

エルメスのレザーの違い

最もはっきりした違いは、シボの作り方です。Taurillon Clemence、Togo、Voluptoはドラム加工、Epsom、Evercolor、Evergrain、Barenia Faubourgは型押しのシボです。Mysoreゴートスキンは銀面同士を合わせて揉むボーディング加工、Negondaはなめしの前に収縮させ、Grizzlyは床面をサンディングしたスエードです。

もう1つの違いは経年変化です。エルメスによれば、Epsom、Box、Tadelaktは形を保ち、Hunterカウハイドは安定していますが、Clemence、Swift、Togo、Miloラムスキンはより柔らかく、しなやかになります。解説でパティーナ(艶や色の変化)に触れているのは、Box、Chamkila、Volupto、Grizzly、Barenia Faubourgです。

エルメスのレザー16種を一覧で比較

エルメスによるレザー解説の要約(登場順)
レザー導入年見た目経年変化
Box1920なめらかで光沢がある。長く細かい目最初は傷がつきやすい。パティーナ。形を保つ
Mysoreゴートスキン1990不規則で調和のとれたシボ。ほのかな光沢よりしなやかで、サテンのような艶が出る
Taurillon Clemence1992セミマット。大きめで不規則なシボよりしなやかになる
Togo1997マット。丸いシボ。はっきりした筋柔らかくなる
Hunterカウハイド1998なめらか。ややサテンのような艶安定している。ややサテンのような艶が増す
Negonda2002深いシボ。かなりマットややサテンのような艶が出る。よりしなやかになる
Epsom2004小さく規則的で、ややつやのあるシボ形を保つ。こすれる部分はシボが薄れる
Swift2004ほぼなめらか。繊細な光沢さらにしなやかになる
Evergrain2004細かく規則的な浅いシボ。サテンのような艶光沢が増し、柔らかくなる
Miloラムスキン2005なめらか。やや光沢があるよりしなやかになり、形になじむ
Tadelakt2007セミグロス。まだら模様サテンのような艶が増す。形を保つ
Grizzly2010ベルベットのようなスエードデリケート。パティーナ。触れる部分に光沢が出る
Evercolor2012サテンのような艶。小さな型押しのシボ柔らかくなる。光沢が増す
Volupto2013かなりなめらか。サテンのような艶。まだら模様柔らかくなる。パティーナ。色が濃くなる
Barenia Faubourg2016ごく小さな型押しのシボパティーナ。よく触れる部分の色が濃くなる
Chamkilaゴートスキン2018小さく不規則で調和のとれたシボパティーナが非常に出やすい

hermes.comの商品ページに掲載されたレザー解説を要約(2026年9月17日確認)。

オンラインに最も多く登場するレザー

エルメスではなく、当サービス独自のエルメス公式オンラインストアの監視に基づいています。個別のガイドがあるレザーにはリンクを付けています。

オンラインに最も多く登場するレザー
レザー最終オンライン登場登場回数
Taurillon Clemence2026年9月22日66
Epsom2026年9月22日19
Swift2026年9月21日13
Togo2026年9月22日6
Barenia Faubourg2026年9月21日4

この情報の読み方

解説はレザーの性質を説明するもので、レザーに優劣をつけるものではありません。形を保つ硬めのレザーはかっちりしたモデルに合い、柔らかくなるレザーはくったりとなじませたいバッグに合うため、選び方はモデルによって変わります。

登場回数が示すのは別のことです。あるレザーがオンラインにどれだけ登場するかであり、それはエルメスがそのレザーで掲載するモデルに左右されます。Clemenceが首位なのはEvelyne、Picotin、Lindyがこのレザーで展開されているためで、Togoの登場ははるかに少なくなっています。特定のレザーが欲しい場合は、そのレザーで展開されるモデルの通知を設定し、登場したら商品ページで確認してください。